第480話 ミシュランガイド★★★


昨年アジアで初めて発表され、大変話題になった“MICHELIN GUIDE TOKYO”で紹介された有名なところに行ってみたいと以前から思っていました。
それも最高ランクの★★★評価のところにです!!
★★★とは「そのために旅行する価値がある卓越したもの」と評価されたところです。


昨日やっと実現することができました。
家内と9時半頃車で出かけました。
国道16号経由、国道20号で八王子まで来ましたが、3連休となっていることもあり渋滞が発生していました。
そこで京王線めじろ台」駅前の駐車場に車を預け、電車で3つめの「高尾山口」駅まで行きました。


そうです、★★★の所とはレストランでなく、高尾山へのハイキング(遠足)です。  (笑) 
京王電鉄の「遠足に行こう。」というポスターの写真です。


高尾山口」駅を降りると大勢のハイカーが登山道に向かっているのに驚きました。
外国人の姿も多く、これもミシュランガイドの影響かと思いました。


★★★の評価を得ており、全ての面で環境が整備されていると思っていましたが、途中の食堂もトイレも行列ができており、人混みの列は巣鴨の「とげぬき地蔵通り」の縁日のようでした。
食堂に並ぶ気になれず、沿道で売っていたそば粉で作った「野沢菜入りお焼き」を頬張りましたが野沢菜でなく高菜が入っていました。
「これは食品偽装にあたらないのか?」と家内に聞くと。
家内は「美味しいから許す」と一言。


久々のハイキングは周囲の深い緑に囲まれ(紅葉にはほど遠い〜残念!)大変気持ちが良かったのですが、次第に坂道が険しくなり大汗をかきながら登っていきました。
途中、CMで有名な「おとうさん」?もハイキングを楽しんでいました。


途中の金比羅台から眺めた関東平野は、秋の青空に美しい雲が浮かんでいました。


登山道脇の柿の木に直径4cm程の小さな柿がなっていました。
余りに小さいので枇杷の実だという人がいて驚きました。


やっと見つけた小さな紅葉です。


男坂を登り、なんとか高尾山薬王院に到着しました。
高尾山薬王院は、約1260年前に開山したと伝えられる古刹で大きな天狗が有名です。


私たちも参拝を済ませ、山頂に向かいました。


ところが薬王院本堂横から山頂に向かう道は、ハイカーが行列を作っており大渋滞していました。


私たちは、山頂への登山をあきらめ、下山することにしました。


途中、境内にホラ貝の音が響いてきましたが、安定した音色になっていません。
「ただいま練習中と言ったところか?」と家内に言うと。近くにいたおばさん達が笑っていました。


下りは、心臓には楽ですが足腰には厳しく、今度は私の膝が「笑って」いました。


混雑した「高尾山口」駅から「めじろ台」駅に戻り、駅前の「バーミヤン」でやっと食事をして帰りました。


車で高尾山に行かれる場合は、「高尾山口」駅周辺で駐車場を探すより、手前の小さな駅近くの駐車場に預ける事をお勧めします。


私の高尾山評価は、ハイカーが多すぎた事により、ゆったりとした自然観察ができなかったため★(一つ)と言ったところでしょうか。


来月は、いつものように自宅から鎌倉散歩に出かける予定です。

今朝は幾分足と腰が痛いですが、本格的に身体が痛くなるのは明日以降かも?