作品252 Grumman F-14A Tomcat


Grumman F-14A Tomcat
米海軍  ハセガワ  1/72
映画「トップガン」で有名になった可変翼艦上戦闘機
空母レンジャーに配属されていた第1戦闘飛行隊「ウルフパック」部隊のCAG機。


第477話 WOLFPACK完成
F-14A Tomcat 3連作の第3弾が完成しました。
今回の機体は米海軍太平洋艦隊第2航空団(CVW-2)に所属する第1戦闘飛行隊(VF-1)“Wolfpack”の航空団指令機(CAG機)になっています。
このCVW-2所属の航空機は、尾翼に“NE”と書かれています。
今回製作した第1戦闘飛行隊(VF-1)“Wolfpack”は1980年9月から1993年9月まで一時期を除き通常型空母“RANGER(CVA-61)”に所属していました。
1984年6月から8月まで日本でもなじみ深い空母“Kitty Hawk”(CV-63)に所属。
空母“RANGER(CVA-61)”は1993年7月に退役し、第1戦闘飛行隊(VF-1)“Wolfpack”も1993年10月に解散してしまいました。
この間、1991年1月にはイラクに占領されたクウェートを解放する戦い“Operation Desert Storm”にも参戦していました。


今回製作した機体は、前2作に取り付けていた胴体下部の“AIM-54 Phoenix”ミサイル及び主翼付け根パイロンの“AIM-7E Sparrow”ミサイルと“AIM-9 Sidewinder”ミサイルを取り付けていません。
理由は一般的にミサイルを取り付けていない状態が多いためです。
今回は、ミサイルの代りにキットの箱写真に使われている機体と同じく模擬空中戦の時に使用するAN/APX-95 TACTS POD (ACMI POD)を右主翼付け根のパイロンに取り付けました。
このACMI PODはエア・データセンサー、電波高度計、慣性センサーを内蔵しており、地上受信局に対して飛行中のデータを送信します。このデータは訓練中の飛行軌跡や模擬発射兵器の命中判定などのディブリーフィングに使用するそうです。