第394話 KF-16C製作開始


韓国のアカデミー社製KF-16Cの製作を開始しました。
まだ本格的な組立てに入っていませんが、キットの成形具合やデカールの出来具合を眺めて楽しんでいます。
同じアカデミー社製のF/A-18C Hornetは、今年5月22日のブログで紹介しました様に、縮尺が1/72のF/A-18Cとして最良のキットになっていました。
今までもアカデミー社製のキットを何点か製作していましたが、何処か他社のキットをコピーしたと思える物が多かったのですがF/A-18Cで一挙にレベルアップしたように感じました。このため今回のKF-16Cも大いに期待しています。
今回のキットもアカデミーのオリジナル金型で製作されており、細かな部分も比較的忠実に再現されているようです。
F-16のキットとして評価すると、どちらかというとハセガワのキットよりドイツ・レベル社のキットに近いと感じました。(イタレリのキットは評価対象外)
ところが製作前にキットの誤りに気がついてしまいました。
F-16の特徴である主翼と胴体を一体化したブレンデッドウィングボディ (Blended Wing Body)の構成は、胴体部分と主翼部分のパーツに分割していますが胴体部分側に主翼のフラップ部分の一部が含まれています。ところがこの部分にフラップ部分を表現する筋彫がなく、主翼を取り付けるとフラップラインが途切れてしまいます。
このため、胴体部分の上下パーツにフラップのラインを追加加工する必要があることを発見してしまいました。
下の写真の黒く線を入れた部分が主翼側のフラップラインに合わせて筋彫を追加加工したところです。