作品160 Sepecat Jaguar Gr. Mk.1

Sepecat Jaguar Gr. Mk.1
イギリス空軍  ハセガワ  1/72
英国とフランスで共同開発した対地支援戦闘機。イギリス空軍の単座攻撃機湾岸戦争に参戦した機体。


第149話 EUROFIGHTER 制作記2
前日制作した操縦席を胴体内部に取り付ける前に、組み立て説明書に従い胴体前部に取り付けるカナード翼を取り付けました。このカナード翼は上下に可変できるようになっており軸を接着せず胴体内部で抜け防止を取り付ける方式になっています。この方法は個人的には好きでありません。理由はカナード翼を特段動かす必要も無く、組み立て途中や塗装過程で軸が折れてしまう様に感じたからです。それでも説明書に従いカナード翼を取り付けた後で操縦席を取り付けてから胴体左右のパーツを接着しました。
予想通り胴体パーツを接着する段階でカナード翼が邪魔して輪ゴムを巻いて固定しづらく苦労しました。更に問題になったのは左右のパーツが一部ずれた為に一度合わせた胴体パーツを剥がしたところ垂直尾翼の部分がプラスチックの板厚が薄いために曲がってしまいました。再度胴体パーツを接着したところ垂直尾翼が綺麗に合わないばかりか部分的にゆらゆら曲がってしまい、まっすぐに修正することが完全にはできませんでした。このような作業を行っている途中で予想通りカナード翼の軸が折れてしまいました。
昨日の作業は失敗の連続になってしまいましたが胴体背面のパーツも取り付け、若干の隙間部分にパテを埋める作業まで終了しました。
下の写真はカナード翼がとれてしまった胴体部分とエアーインテーク部分の成型を済ませた胴体下面です。主翼上面は仮止めの状態です。