作品440 三菱 零式艦上戦闘機21型

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三菱 零式艦上戦闘機21型

日本海軍   タミヤ   1/48

中国戦線での初陣から太平洋戦争終結まで日本海軍の主力戦闘機として活躍した戦闘機。

太平洋戦争緒戦の真珠湾攻撃に参加した空母「赤城」戦闘機隊の飛行隊長 板谷 茂少佐搭乗機

 

 

第2277話 ゼロ戦完成

久々に製作し、しかも縮尺が1/48のゼロ戦が完成しました。

完成した機体の正式名称は、「零式艦上戦闘機21型」です。

真珠湾攻撃に参加した空母「赤城」の戦闘機隊所属で真珠湾第1次攻撃隊 制空隊第1小隊1番機を務めた飛行隊長の板谷 茂少佐搭乗機になります。

 

ゼロ戦は、昭和12年に日本海軍の当時最高水準の要求仕様をもとに、有名な堀越二郎技師の設計により三菱で開発・生産されたもので、一部は中島飛行機でもライセンス生産されています。

昭和15年に正式採用された日本海軍を代表する優れた航空機になります。

支那事変で実戦投入された最初の量産型である11型は、優れた空戦性能で中国軍機を圧倒し大戦果をあげました。本格的な空母運用型となった21型は、太平洋戦争緒戦となった真珠湾攻撃の制空戦闘機として活躍しました。その後もエンジンや主翼などの改良を加えた多くの派生型があり、太平洋戦争末期まで海軍の主力戦闘機として活躍しました。

 

今回製作したタミヤ製のキットは、20年近く前から発売されていたものと思いますが、成形やパーツの合いとも大きな問題が無く、簡単に製作できる優秀なキットと思います。

但し、パネルラインは統一されておらず、主翼の一部が凹加工されているものの、その他は凸加工となっているのは残念です。

出来上がった機体のパネルラインは、凹加工部分については、パネルライン・アクセントカラーを流し込み、凸加工部分はラインに合わせてマスキングテープを貼り、この縁を油性の極細ペンで描いています。

また、全体に機体の汚しと塗装剥がれを施しており、汚しはパネルライン・アクセントカラーのブラウン、薄めたスモークグレー(Mr.COLOR#101)やフラットブラック(Mr.COLOR#33)などを使用しました。デカールの上にも汚しを施してから全体にスーパークリア半つや消し(Mr.COLOR#181)を吹いて全体の統一感を整えてあります。

エンジン部分はゼロ戦製作1の記事(6月8日記事)で紹介しましたが、真鍮線を使ってプラグコードなどの追加加工を行いましたが、完成した機体ではカウリング内に隠れ、見えなくなくなりました。

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