第2221話 富士山と鎌倉の紅葉 その4


一昨日(12月17日)の早朝、突然富士山の夜明けが見たくなり、3階の部屋から富士山を望むと明るくなり始めた空にまったく雲がなく、富士山もうっすら見えていました。
そこで富士山頂に朝日が直接差し込む瞬間の写真が撮りたくなり、カメラを構えてしばらく待っていました。
朝日が山頂を照らす前の時間帯は藤沢市内の鉄塔に取り付けられた航空障害灯の点滅が目立っていました。


空の明るさが増した6時40分頃になると富士山頂近くの雪が徐々に明るく輝き始め、藤沢市内の鉄塔も朝日で赤く輝きました。


そんなわけで、昨日(12月18日)も早朝から稲村ガ崎海岸から見た江ノ島越しの富士山の夜明けの写真を撮ろうと出かけましたが、前日と異なり空に雲が出ていたため途中で家に帰りました。


昼近くになり、地域の情報紙に紹介されていた鎌倉一の遅い紅葉が楽しめる所として紹介されていた妙本寺に家内と出かけることにしました。
鎌倉駅近くの蒲鉾屋さんの二階で昼食をとってから妙本寺に向かいました。
一般には紅葉のシーズンが終わった時期でもあり、境内の参拝客は大変少なく落ち着いた雰囲気でした。


それでも本堂に向かう参道や本堂周辺にはまだ鮮やかな紅葉が残っていました。


空を見上げると落葉が進んだ木々の色が不思議なグラデーションとなっていました。


妙本寺を出て、今まで行ったことがなかった安国論寺に向かいました。


こちらも参拝客が少なく、境内の落葉を掃く音がサラサラと聞こえてきました。

  
境内の高低差を生かした散策道では由比ガ浜海岸が一望できます。


安国論寺を出て、近くの妙法寺に向かいました。
こちらは紅葉のピークが過ぎていましたが、苔むした古い石段が有名です。


苔むした石段を囲む木々から覗く紅葉です。


鎌倉の紅葉シーズンも終わり、初詣客を迎える準備を進めていました。